グルメ

benu |ミシュラン⭐️⭐️⭐️レストラン in サンフランシスコ(コリアンフュージョン)

2019年のミシュランガイドで堂々の星3つを獲得しています、サンフランシスコのbenuへ行って参りました!
韓国出身のシェフCorey Leeさん、The French Laundryでヘッドシェフを努めた経験の持ち主だけあり、全てにおいてPERFECTなレストランでした。

韓国料理がベースにある、とても珍しいフュージョンスタイルで、入り口にもキムチの瓶がずらりと並んでいます。

窓越しにキッチンの様子を見る事ができまして、中では大勢のシェフ達が、美しく整理整頓された状態でお料理をされていたのに感心してしまいました。




店内はダークブラウン系の落ち着いた色調で、広々とテーブルがセッティングされていますので、ゆったりとリラックっすして食事を楽しむ事ができます。

本日はちょっとお祝いを兼ねたDinnerで、その旨を伝えてありましたので、シャンパンをサービスしてくださいました。ありがとうございます!

メニューはTastingコースのみになっていまして、でもこのメニューがスタートする前に、次から次へと数々のお料理が運ばれてきます。

ワインもペアリングがありまして、ワインだけでなくビール、お酒なども含まれた、バラエティー豊かな内容で、どれもお料理との相性抜群!

このような一口サイズのお料理が、1つずつ運ばれてきます。どれもとっても凝ってるんです。特に右上は、ムール貝に何層にもなったグラスヌードルが美しく詰められています。
左下は、餅米と血のソーセージの台に生イカが乗ったお寿司風にアレンジされています。

まだまだ続きます。左上の鳥の手羽、この中にはアワビが入ってるんです。右上はトリュフ入りのハムが包んであります。左下はイミテーションフカヒレの下にダンジェノスクラブ、その下はムースになっています。そして右下は自家製のパン、バターには高麗人参で風味を付けた蜂蜜がかかっています。

ここまで頂いて、遂にコースの開始です。既に感動と満足で、至福の時を過ごしています。

特製の小籠包からスタートです。口の中で広がるジューシーな肉汁は格別です。
そしてここからは韓国料理風のプレゼンテーションになってきました。

白いご飯と韓国海苔が一緒に出され、ウニ、キャビアを巻いて頂きます。菊の形に飾り切りされたお豆腐が美しい、竹の子とゼンマイの入ったスープも添えられています。

そしていよいよメインの登場です。ふっくらと焼き上がったウズラを、美しく切り分けてくださり、トリュフソース、ホワイトアスパラのピクルス、アミえび味噌で頂きます。饅頭も熱々で柔らかくてウズラを挟んで頂いても良し、そのままでも美味しく頂けます。

そして最後はビーフステーキを、お野菜で巻いて頂きます。キムチやカクテキ、ネギサラダなども添えらていまして、韓国焼肉を連想させられます。もちろん最上級の美しさと美味しさです!

大満足でお食事を終えたところで、次々とデザートが運ばれてきます。左上からマグノリアベリーのシャーベット、左上は銀杏のクッキーとミルクチョコレートの入った餅菓子。左下はミルクプリン、右下はミントキャンディーの薄焼きと甘いお茶。

と、これでコースは終了となります。

1品1品が丁寧に運ばれてきますので、説明を聞いてからじっくりと味わう事ができます。どのお料理も芸術的で、お口に含んだ瞬間に広がる味は正に感動の連続でした。さすがミシュランで星を3つ獲得するレストラン、期待の何倍以上も満足させて頂きました。

次はいつになるか分かりませんが、リピート間違いなしです!!!