生活

新型コロナ肺炎騒動の最中、我が家にはインフルエンザがやってきました

インフルエンザが猛威を振るうこの季節、気をつけていたのに遂に夫、インフルエンザA型に感染してしまいました。

アメリカはとにかくインフルエンザが大流行で、今シーズンで既に8,200人以上の方が亡くなり、1,500万人もの人が感染し、14万人もの人が入院したとの事。

コロナ肺炎で巷は大騒ぎですが、アメリカではエンフルエンザがの方がむしろ怖いかなと感じたりしています。しかもワクチンがあるのにもかかわらず、この数字はもはや恐怖です。

ちなみに私は無事でしたので、2人で寝込む事なく乗り切ることができたのは幸いでした。

インフルエンザの予防策

まずはインフルエンザが流行る前に予防接種ですね。
今シーズンはいつもより早く流行り始めるとの事で、私達も10月の中旬には受けています。

一番の予防策と言われていますのが、やはり手洗いです。
石鹸を使い30秒かけての手洗いを頻繁に行うことが大事です。もちろん私達も実践しています。

インフルエンザは空気感染はしませんが、飛沫感染、接触感染しますので、ウイルスが付いているかもしれない手で、目や鼻、口などを触らない事も大事です。

マスクはアメリカではしている人は見かけませんし、習慣もありません。マスクがウイルスの感染から守ってくれる効果がないと、はっきり医療関係者から宣言されています。
ただ咳やくしゃみをしている人は、マスクで唾液を飛び散らせないようにする効果はあると言われています。
それでも、マスクをしている人は見かけないので、私達もマスクは使っていません。

睡眠、栄養、保温と、基本的に免疫力を高める事も必要です。




それでもインフルエンザにかかってしまったら

夫はまず最初に発熱しました。

37.3℃の熱が夜寝る前にあり、翌朝は37.5℃、午後には38℃に上がり軽い咳もでてきました。風邪かな?なんて思いアスピリンを飲んで1日寝ていました。

翌朝になっても38℃の熱は下がらずに午後には38.8℃に上がってくるではないですか。

アメリカでは風邪でお医者さんに行く人はほとんどいないので、夫も私も呑気に構えていたのですが、さすがに午後になり診察を受けに行った所、検査の結果インフルエンザA型と判明しました。

タミフル(ジェネリック)を5日分処方され、すぐに飲み始めました。症状が出てから48時間以内でしたので、タミフルが良く効きまして、熱は翌朝には平熱に下がり一安心。

風邪かインフルエンザか疑わしかったらまずは検査を受けて、インフルエンザだった場合はすぐに抗ウイルス薬を飲む事が早期回復の秘訣ですね。

お医者様曰く、頭痛や喉の痛みがあったらイブプロフェン等の痛み止め、咳が出たら咳止め薬を一緒に飲んでも構わないとの事でした。

家族にインフルエンザを移さない為には

タミフルのお陰で夫はあっという間に熱が下がり、その後2日間はだるさもあり本調子ではなくベッドを行ったり来たり、寝たり起きたりという感じでしたが、大事に至らずに回復できました。

その間一緒に生活している私は、もう移らないように必死でした。

咳をしてもマスクをしない夫に対して、私は家の中ではマスクをしていました。
夫が触ったであろうドアノブ等は直接触らないようにしたり、とにかく手洗いをしましたね。自分の顔には絶対に触れないように気をつけました。

夫が使った食器、スプーン、フォークなどは食洗機の高温で洗い、洗濯物も高温乾燥したりしました。

夜寝るときは一緒の部屋で、しかも同じベッドで寝ていましたが加湿器をかけ、空気清浄機をかけ、夫と反対側に顔を向けて寝ていました。

昼間は部屋の窓を開けて換気をし、カーテンを開けて日光消毒ができるようにしたりもしました。

その結果、夫からは感染する事なく無事に乗り切る事ができました。

残念ながら予防接種を受けているにもかかわらず夫は感染してしまいましたが、予防接種のお陰で症状は軽くすみ、回復も早く、私には感染していないのかなと思います。

でもまだまだ油断は禁物、後数ヶ月は気を引き締めてインフルエンザを予防しないといけませんね。元気にこの冬を乗り切りたいものです!