生活

Physical Therapy(理学療法)|首・肩の痛みが治った!

以前のブログで肩と首の痛みと治療について触れた事がありましたが、今回はその際に受けましたPhysical Therapy(理学療法)についてご紹介してみたいと思います。

ホームドクターから保険のネットワーク内の理学療法クリニックに紹介状を書いて頂きましたので、予約を取り受診して頂きました。

ちなみに私が通いましたのはSelect Physical Therapyさんです。お世話になりました!

Physical Therapy(理学療法)の流れ

実際に通い始めてからの流れですが、まずは初診で問題点を確認し、今後の治療方針を決めます。その後は週に2回来診して治療(マッサージ&エクササイズみたいな感じ)を受け、家でも出来る運動を指導され、常に行い経過を観ます。

初診

まずは問診票に記入します。
かなり細かく痛みや動きについての記入欄があり、それ以外にも今までの既往症や飲んでいるお薬についてなどの質問に答え、結構記入に時間がかかりましたね。20分位でしょうか。

続いてセラピストさんが実際に首や肩に触れながら、動きを診たり、痛みの場所を確認したりしながら今後の計画を立てていきます。

私の場合は週に2回通うことを勧められました。ちなみに1回のセッションは1時間です。

クリニックでのPhysical Therapy(理学療法)

毎回最初の15分から20分位は、マッサージ台に寝た状態でセラピストさんが首や肩をストレッチしたり、マッサージしてほぐしてくださいます。感覚としては押されたり、引っ張られているといった感覚でしょうか。

私の首、肩の痛みはまずはカチカチに凝り固まった胸鎖乳突筋をほぐし、猫背になった姿勢を正していく事が第一ステップとの事でした。この赤の部分が胸鎖乳突筋ですね。
左側が痛いので、この筋を左手の親指と人差し指で挟み摘んでいる間に首を軽く右へ向ける運動を繰り返します。

次に仰向けに寝て、首の下にフォームローラーを入れます。首を左右に動かしながらほぐしていきます。これを3分くらい続けます。

その後首のストレッチの為に、壁に背中と頭を付けて立ち、顎をグッと引きながら首の後ろを伸ばす様な運動をします。
二重顎を無理やり作る感じの動きですね。

徐々に肩の方へと運動が続きます。上方僧帽筋と肩甲挙筋のストレッチをします。
上方僧帽筋は首を真横に倒して伸ばし、肩甲挙筋を伸ばす際は斜め下に首を倒します。
痛い方の左側がやはりキツイです

肩甲骨の運動です。腕は90度に曲げて左右の肩甲骨をくっつける感じで肩を開きます。この時方は下げた状態で肩甲骨を意識する事が大切です。

これらの治療で、通う事3回目位には首の痛み、頭痛はほぼなくなっていました。
しかしまだ左肩の痛みが残っていて、腕が十分に動かせないので更なる運動が加わります。




伸縮性のあるトレーニング用ベルトを使い、肩甲骨をくっつける感じで腕をまっすぐ垂直に引いて伸ばしてを繰り返します。この時方は上がらない様に、下げた状態で動かすのがポイントです。引っ張り切ったら5秒程止めて緩めるのがポイントだとの事。

次は肘は曲げずに、腕を伸ばしながらベルトを引き下げます。この際も肩は下げて肩甲骨をくっつける感覚でベルトを引っ張ります。

そしてこちらは背中を壁にくっつけて、腕を壁に沿って上下に動かす運動。肩が丸くなり巻いてしまっている私には結構きつい運動です。
肩甲骨がストレッチされて、肩が開いていくのが分かります。

 

これらの運動は家でも毎日行う様に指導されましたので、真面目にコツコツと行いました結果、通い始めてから6回目にはほぼ痛みは消え腕も依然と同じくらいに動かせるようになっていました。

やはり体の癖で、注意していないと姿勢はすぐに元に戻り、同じ姿勢を続けていると関節や筋肉に負担がかかり痛めてしまうので、常に意識して過ごす事が大切だと学びました。

教えて頂いた運動は再発防止に役立つので、これからも毎日続けていこうと思います。

セラピストさんには大変お世話になり感謝です。正直もうこのまま一生腕が上がらないのではと思うくらい痛みも強かったので、元に戻れて本当に良かったと、元に戻してくださったセラピストさんに感謝感謝です。