サンフランシスコのチャイナタウンと言いますと、世界的に有名な観光スポットでもあります。
一歩足を踏み入れますと、ここがアメリカだということを忘れてしまうくらい、言葉も、暮らす人々も、街の雰囲気も、すべてが異国の地、もう本当に異国情緒たっぷりです。
そんなチャイナタウンの外れに近年できました、ちょっと違ったタイプの中華レストランChina Liveをご紹介したいと思います。
こちらはレストランというよりも、ちょっとしたテーマパーク的な雰囲気もあったりするんです。
調味料、お茶、食器、雑貨の販売コーナー
入り口を入るとまずは陶器が並んだショーケースが目につきます。こちらでは壺、お茶用のセットや、お皿などが販売されています。アクセサリーなども扱っているんです。
一歩中に踏み込みますと、中央はレストランのテーブルが並んでいますが、周囲はお茶、調味料、雑貨などが陳列されていまして、お食事の後にお買い物を楽しんだりできます。
本格的な中華料理ができるような珍しい調味料もあったりしますので、とても気になります。
レストランホール
こちらは1階のカジュアルな雰囲気のMarket Restaurantと呼ばれるエリアです。
レストランの中はテーブル席とカウンター席があります。
カウンター席は、バー、蒸す、焼く、炒める各コーナーを囲む様に設置してありますので、調理している様子を見ながらお食事を楽しむ事ができます。
いわゆるオープンキッチンですね。
この日は金曜の夜という事もあり、店内はほぼ満席で賑わっていました。グループで大きなテーブルを囲むのも良し、少人数でカウンター席に座りお料理が作られる様子を見ながら食べるのも良いです。
お料理と飲み物
こちらでは中華レストランには珍しく、本格的な多種のカクテルが頂けますし、ワインの種類などもも豊富です。今日はまずはカクテルとウイスキーで乾杯!
名物料理の1つがこちら、大きな鉄板で一気に何十個も焼いて仕上がる”Sheng Jian Bao”です。店員さんに何個一度に焼くのか聞いたところ、48個とのことでしたが、実際はもう少し多めに焼いていますね!
ジューシーな肉汁たっぶりな餡が、もっちりとした皮に包まれていまして、底の面がこんがりとパリパリに焼かれています。
こちらは”Shan Dong Style Chicken & Chive Dumplings in Consomme”。茹でたチキンとニラの餃子と言った感じでしょうか。中央のタレはスパイシーで、ちょっとカレーっぽい香りがするお醤油ベースです。
ここからは炒め物へと続きます。
”House Famous Kung Pao “Firecracker””いわゆるクンパオチキンですね。大きく刻んだ乾燥唐辛子がふんだんに使われていますが、唐辛子を避けて食べますとそんなに辛くはないです。
こちらのクンパオチキンは私の中では、どこで食べるよりも一番だと思っています。
お野菜も食べましょう、と言う事で”Sichuan Blistered Green Beans, Yunnan Olive, Pickled Radish, Salted Plum, Mushroom & Toon Paste”。インゲン豆の炒め物です。
こちらは意外と薄味に調理されていますので、ちょうど良い箸休めになります。
もう量的には十分なのは分かっているのですが、食べてみたくて追加注文してしまいましたのは”Happy Family Tofu Special – Trio (Puff, Pressed & Yuba) with Spicy Combo”。厚揚げや湯葉のお豆腐系を使った、ちょっとお味噌風味の味付けがされた1品です。
2人でこの量をオーダーしますと、もちろん全てのお料理がお持ち帰りする程残ります。
ついつい頼みすぎてしまうんですよね〜、でも翌日頂いても美味しいので良しとしましょう。
メニューはベジタリアンメニューもありますし、オイルの使い方が控えめで油っぽさを感じさせない所が気に入っています。
大勢で行った方がシェアして何種類も頂く事ができますが、少人数で行ってもリピートしたくなるレストランですので、次に来たら何をたべようかな?とお楽しみができて、どちらもアリですね!
2階にはシェフのお任せコースで頂くファンシーなレストランEIGHT TABLESさんがあります。中華のフュージョンスタイルの落ち着いたレストランで、評価も高いです。