
シルクドソレイユ:アマルナをサンフランシスコで観賞!
毎年ホリデーシーズンの11月下旬から1月初旬にかけて、サンフランシスコにシルクドソレイユが公演にやってきます。今年の演目はAmalunaです!
会場はサンフランシスコジャイアンツの拠点でもあります野球場Oracle Parkの駐車場にテントを設営して、その中でのパフォーマンスとなります。
車で行った場合は、このテントのすぐ側に車をとめる事が出来て便利なのですが、帰りが一斉に車を出そうとするので、駐車場を出るのに時間がかかります。車の場合は待つ覚悟が必要ですね。
テントの前には簡易トイレがずらっと設営されています。ドアにもAmalunaの絵が描かれているので、トイレっぽくないのが良いですね。

このAmalunaの由来ですが、Amaは母、Lunaは月の意味で、月はフェミニズムの象徴でもあり、女性のパフォーマーが多い感がありました。
ストーリーはシェイクスピアのThe Tempestからインスパイアーされた、ラブストーリーでの展開です。
女神によって統治される神秘の島、女神は娘の成人に際し、フェミニズムへの尊敬、再生、生まれ変わり、調和を祝う式典を執り行い、その直後に嵐を巻き起こします。
その嵐の中、島に漂着した男性達の中の1人と娘は恋に落ちるのですが、その恋を成就させる為には、あらゆる試練を乗り越えなければならないのです。
ではではショーの始まりです!
こちらは空中のリングの中で、これでもかと言うくらい柔軟な体を使った表現に魅了されます。

複数の女性パフォーマーによる、アスレチックなパフォーマンス。バーからバーへ軽快に回転しながら飛び移ります。

男性パフォーマーによるダイナミックな、宙を舞う躍動的なパフォーマンスには歓声が上がっていました。

そして何と言いましても今回のショーで一番目を魅きましたのが、こちらの水槽を使ったパフォーマンス。水槽のすぐ傍でアクロバティックな動きを観せてくれた後に、水槽の中へドボン!水の中でも目をぱっちりと見開いて観客席に支援をむけられていたのには、驚かされました。お水が冷たそうで、お湯であって欲しい〜なんて思ってしまいました。


こちらも今までに見たことのないパフォーマンスでしたね。
1本1本をバランスを保ちながら組んでいくのですが、足で拾ったり、手で拾ったり、全身の筋肉を常に緊張させながら集中力との戦いです。もう息を飲んで見守ってしまいました。

グランドフィナーレまで、途中休憩の25分を挟みトータルで2時間10分のショーでしたが、もうあっと言う間でしたね。
途中で道化師の役割をする2人のパフォーマーも上手に笑いを取り、観客席を歩き回ったりしながら楽しませてくれました。

今回珍しいなと思いましたのが、シルクドソレイユのバックミュージックはクラッシック系の幻想的な感じが多いのに、Amalunaではエレキギターやドラムセットが登場して、パワフルなエネルギッシュな感じが出ていました。
パフォーマーの皆様、今回も感動的なショーをどうもありがとうございました!