サンフランシスコには人気のパン屋さんが数多くある中で、素材に拘った、素朴なカントリースタイルのパンを提供しているTARTINE Bakery。
人気が高まりパン屋さんだけでなくベーカリーレストランTARTINE Manufactoryも展開するようになりました。
先日TARTINE Manufactoryへランチに行って参りましたので、レストランの様子などをご紹介してみたいと思います。
まずは本家TARTINE Bakeryとは?
本家本元のTARTINE Bakeryは、サンフランシスコのミッション・ドロレスと呼ばれる地区に2002年にオープンしました。
サンフランシスコの北に位置するPoint Reysという街でパン屋さんを営んでいたご夫婦が、サンフランシスコへDinnerに来た際に、ふと街角のパン屋さんが目に留まりました。
そのパン屋さんがお店を閉めることを知り、しかもそこのオーナーさんが、地域の人達に朝焼き立てのパンの香りを届ける事ができなくなるのを残念に思っていることを知り、自分たちがこの地に新規にお店を出す事を決めたとの事です。
創業者ご夫婦はフランスでパン焼きの技術を学んでいて、パンに強い拘りと信念を持っていらっしゃいます。
まずは素材の小麦は、Hedlin Family Farmが育てた最高の小麦を使い、Cairnspring Millsで石挽きされたものを毎週配送してもらっています。
特に大きなローフのカントリーブレッドが有名で、天然の酵母を使い、パン生地を発酵させる時間も長くとったりと様々なこだわりがあります。
もちろんクロワッサンやモーニングバンズ、ペストリー類も人気ですし、カフェも併設していますので、店内で食べる事も出来ます。
すぐそばに緑豊かな見晴らしの良い公園MISSION DOLORES PARKがありますので、ピクニック気分で公園に座って頂いてもいいですね!
いつ行っても行列ができていますので、お店はすぐに目につきます。
ベーカリーレストランTARTINE Manufactoryのご紹介
こちらのレストランは、最近アーティスティックなお店やレストランが増えつつはありますが、倉庫街のような雰囲気な地域にあります。
朝8時から夜10時までが営業時間で、Breakfast, Lunch, Dinner, プラスお酒も提供しています。Dinnerの時間帯だけは予約を入れる事ができますが、それ以外は一杯だったら待つことになります。
私たちが行ったのは平日の正午だったので、15分位待ちました。受付で電話番号を伝えますと、順番がきたらテキストしてくれるので、列に並んでなくても良いのがありがたいです。
焼き立てのパン、ペストリー、ケーキなども買って帰る事ができるので、待っている間やお食事の後にケースを覗いてみるのも楽しいですね!
真ん中に並んでいますアーモンドクロワッサンは特に人気で、中にアーモンドをすり潰したペーストが挟んであります。アーモンドの香ばしさとバターの効いたパリパリの生地が絶妙なコンビネーションなんですよ。
基本的にはパン屋さんですが、ケーキも数種類は作っています。シンプルな外見ですが、チョコレートの質は最高です!
さてさて肝心のお料理ですが、やはりこちらに来たからにはカントリーブレッド風のローフをスライスしたパンを食べないと、という事でサンドイッチを。
今回は2人で行きましたので、2品を頼んでシェアして頂きました。
ローストしたナスとアルグラ、トマト等のお野菜が挟んであり、バルサミコ酢の効いたこちらのサンドイッチを注文してみました。
噛みごたえがある香ばしい中にも、独特の小麦粉の味わいを感じるパンはやはり他ではなかなか味わえない特別感があります。具材とも調和していてさすがTARTINEといった感じでした。
もう1品はバタービーンズとキャベツ、グリーンオリーブのスープ煮にスモークしたポークネックを薄くスライスしたこちらのお料理。
さっぱりとした中にもスープにコクがあり、お豆に味が染み渡っていてロースロされたポークネックと相性抜群でした。見かけたことのないコンビネーションのお料理で、創作性に関心さえられたりもしました。
お料理はどちらも大満足で、店内は活気に溢れた感じが私的には好きかなと!
今度はDinnerに来てみたいですね😋
カクテルを飲んだりしながら、まだ他にも試してみたいお料理も沢山ありましたので、次回が既に楽しみです!