Brazilian Wax・ブラジリアンワックス(デリケートゾーンの脱毛)をするようになってから、かれこれもう10年位になります。
アンダーヘアがないと蒸れや臭いなんかも気にする事なく、衛生的に過ごせるのが一番の魅力で、続けているうちにヘアの量も少なくなってくるので、ワックスの際の痛みも軽減されてきます。
アメリカではブラジリアンワックスのサロンも数多くあり、中には美容院の奥で仕切りをして営業していたり、化粧品屋さんがパテーションで仕切った所でやっていたりと、様々です。もちろんスパタイプの高級感溢れるサロンも多々あります。
ブラジリアンワックス:ソフト or ハード
ブラジリアン ワックスにはソフトワックスとハードワックスの2種類の方法があります。
ソフトワックスは柔らかく伸ばしやすいワックスを肌に薄く塗りその上から薄いストリップ(紙)を密着させてすぐに剥がします。
ハードワックスは硬めのとろみが強いワックスを厚めに塗ってから、少しおいて表面が乾く位で剥がします。
ハードワックスの方が痛みが少ないとか、短い毛も綺麗に抜けるとか、ソフトワックスの方が生えて来るのに時間がかかるとか、色々なご意見を目にしますが、私の体験談からすると、どちらもそれ程違いは感じられません。これはワックスをしてくださる技術者の腕と、個々のムダ毛の毛質次第だと思います。
通常はソフトワックスもハードワックスも油性のワックスを使って行われています。粘着力があるのでムダ毛にしっかりと張り付く利点がありますが、お肌が敏感な方ですとヒリヒリしたりかぶれたりする事もあるようです。
最近なのですが、体調のせいか年齢的なせいか、たまたまデリケートゾーンの皮膚が弱くなっていたのか、前回のブラジリアンワックスの際に2-3日ヒリヒリとした痛みが残ってしまいました。
調べてみた所、油性のワックスではなく水性でしかもお砂糖、レモン、お水だけを使った天然素材のワックスを使うシュガーリングと呼ばれるお肌に優しいタイプがあるとの事。
これは是非試してみたいと思い、今回はSugar San Franciscoさんへ初体験に行って参りました。
シュガーリングとは
使われるワックスはお砂糖、レモン汁、お水を熱してこちらで手作りしているとの事。
硬さの違う柔らかめのワックスと硬めのワックスの2種類を用意して、ヘアや場所によって使い分けています。硬めのワックスの方が粘着力があるのでヘアにしっかりとくっつきます。

このワックスを手で(勿論ゴム手袋をしています)すくい、小さまボール状にして、ヘアの上を転がしては引き抜き、転がしては引き抜くという感じですすんでいきます。ヘアの生えている方向に反して剥がしていくそうです。
正直言いまして痛みはこれまでのワックスで一番痛くないです。
ワックスも常温ですので火傷の心配もありませんし、ワックスが直接皮膚につかないので、剥がず際に皮膚にダメージが少ないです。付いたとしても少量ですし素材が天然素材ですので刺激はありません。
時間も15分位で終わりますので、油性のワックスで行ったのと変わらないです。油性のワックスよりもヘアも残らずに抜けていますし、何よりもワックス後に毛穴が盛り上がったり赤くなったりした部分も少なく、あっても1時間程で消えていました。
なぜもっと早くシュガーリングを試してみなかったのかと思うくらい、良い点だらけです。もう前の油性ワックスを使ったソフト OR ハード ワックスには戻れません!
