グルメ

Nico|今宵はサンフランシスコでフレンチビストロな気分の時に!

Nico

ミシュラン1つ星 のレストランNicoへ行って参りました!

お店の名前Nicoはフランス人シェフNicolas Delaroqueさんのお名前から由来してるんですね!

サンフランシスコのLaurel Heightsエリアでオープンした後に現在のJackson Squareエリアに1年半程前に移転しています。開店当時は日替わりのお任せコースのみでしたが、現在はアラカルトでオーダーもできるようにになっています。

店内の一番奥がオープンキッチンになっているので、こじんまりとしたスペースで何人ものシェフ達がお料理に没頭する様子を拝見する事ができます。

 

食前酒からのスタート

まずはカクテルでスタートです。

こちらは何ともフレンチビストロっぽいジンベースのカクテルLe Caht Noir(黒猫)です。アプリコットの香り漂う甘さ控えめの食前にぴったりなカクテルでした。



お料理が次々と運ばれてきます

お料理は今日は3人で、メニューの中からいくつか選びシェアして頂きました。メインのお料理でも小さめのサイズですので、色々お味見できるのが嬉しいです。

まずは前菜の中から「FLUKE grapes, matcha」、白身のお魚ヒラメのスライスにアイスプラントと抹茶ソルトの塩味が絡み合う繊細なお味でした。

そしてこちらはオーダーしてから30分かかると言われ、最初にオーダーしたCorn soufflé pancake, white Alba truffles, Brillat-Savarin。

トリュフのスライスがふんだんに、香り漂うコーンのスフレ、ポップコーンと共に。一口食べる毎にお口の中でとろけるスフレとトリュフの絶妙なバランスで、もう至福の一時でした。

メインは3品をチョイスしシェアしました。

最初の1品はSEA BREAM cauliflower, sudachiです。鯛の仲間の白身魚に酢橘の酸味がほんのり漂う海藻のお出汁がかかり、あっさりとした中にも風味豊かなお魚料理でした。

そして何と松茸を使ったこちらのMATSUTAKE”blancmange” Pine,。

甘くないパンナコッタの上にスライスした生の松茸が何枚も重なり、ブイヨンのスープがかかった複雑なしかも秋らしい季節感があり、日本とはちょっと違う松茸の使い方に関心させられました。

そして最後のお料理はDUCK PITHIVIER frisée, plum purée。

鴨のパイ包みのプラムソース添えです。中心にフォアグラ発見!外側のパリパリなパイ生地としっとり柔らかい鴨肉の組み合わせが絶妙です。

3人でカクテル、シャンパン、ワインと共に全て完食したのに、なんと更にチーズをオーダーしてしまいました。デザート替りだという言い訳で。。。

ヤギのソフトチーズにブルーベリーコンポートとヘーゼルナッツが添えられ、一緒にお口に含むとチーズケーキを頂いているような感覚で、お食事の最後にぴったりでした。

こちらのレストラン、頂いたお料理全てが食材を複雑に組み合わせて作られている、芸術作品のような印象を受けました。松茸や酢橘など、日本の食材を上手に扱っているのも魅力的です。

隠れ家的なカリフォルニアスタイルのフレンチビストロをお探しでしたら、お勧めです!