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カカドゥ国立公園<Kakadu National Park>の位置
オーストラリア大陸の北に位置するNorthern Terriory、一番大きな都市はDarwinでこちらがカカドゥ国立公園<Kakadu National Park>への空からの玄関口となっています。
ここからレンタカーを借り、2時間から2時間半のドライブを経てカカドゥ国立公園へ到着することが出来ます。
カカドゥ国立公園<Kakadu National Park>とは?天候は?
今回の旅の目的はユネスコの世界遺産にも登録されている、カカドゥ国立公園Kakadu National Parkを訪れる事でした。4万年以上も前から人類が住んでいた跡が残っていて、岩にはは数多くの壁画が残されています。広大な土地(19,804 km2)には手付かずの自然が広がり、数多くの生物が生息しています。
雨季と乾季にはっきりと分かれていて、雨季の10月から4月は完全に湿原となり、宿泊施設も閉まってしまうので、観光は乾季の5月から9月の間のみとなります。
私たちが訪れた8月の終わりから9月初めは乾季の終わりで、乾ききった土地のあちこちで山火事が見られ、特に風のない朝などは煙で霞むくらいの場所も多々ありました。
気温も熱帯性の気候で1年中最高気温は30℃を越え最低気温も20℃を下回る事はありません。乾季でも湿度は高く、最高気温は36℃位が続いていました。
宿泊先
カカドゥ国立公園での宿泊先を探している際に、カカドゥ国立公園まで1時間ほど離れてはいるもののDarwin空港からカカドゥ国立公園の道中に位置するメリーリバー国立公園内にある設備の整ったロッジWildman wilderness lodgeを発見し、ここを拠点に散策する事にしました。
ですので当初は予定していなかったメリーリバー国立公園も訪れる事となった訳です。
こちらはエアコン完備のロッジで、この他にはエアコンのないテント風のロッジもあります。周囲に何もありませんので、2食(朝、夕)が宿泊費に含まれているこちらのプランは大変ありがたいです。昼食もレストランで食べることが出来ます。(追加料金)
こちらはロッジの敷地内のあちこちに点在する蟻塚です。もうあちこちで見る事ができます。
大きな蟻塚になると高さが30m位あり、小さな白蟻達がコツコツと働いて巨大な塚を造る自然の驚異を目の前にOUTBACKを肌で感じる事ができました。
出会った動物達をご紹介
Crocodile(ワニ)
まずはやはりワニ🐊。Northern Terrioryを流れる川にはどこもワニ注意のサインが立ててあるくらい、注意が必要です。このような感じで河岸に何匹ものワニ達が日向ぼっこしています。
こちらはワニが丁度魚をキャッチして、お食事中の写真です。
こちらはここオーストラリアの北のエリア(メインの生息地はメリーリバー国立公園周辺)でしか生息していないFresh Water Crocodile(淡水ワニ)です。特徴的なのは細長い口で歯並びが噛み合っています。
上記のSalt Water Crocodile(イリエワニ)に比べると小さめです。それでも全長は2-3mはありますし、雄で70kg雌で40kgの大きさです。Salt Water Crocodile(イリエワニ)に比べると断然に生息数も少なく、あまりお目にかかるチャンスがないとの事で、私たちはとてもラッキーでした。
こちらがあちこちで見かけるSalt Water Crocodile(イリエワニ)で口元が丸みを帯びていて、尖ってはいないのがわかります。雄で全長6m、体重も1,000kg程までに成長しますので、遠くから見てもその大きさに圧倒されます。
Wallaby(ワラビー)
カンガルー科のワラビーはその生態もほぼカンガルーと同じで、雄が育児嚢で子供を育てます。
カンガルーよりはかなり小さいですが、後ろ足で大地を蹴って跳ねる姿はまさにミニチュアカンガルーといった感じです。赤ちゃんがお父さんのポケットから顔を出している所をパチリ!
ぴょんぴょん跳ねていたり、仲間とじゃれあったりと至る所でワラビーの可愛い姿を目にする事ができます。
カカドゥ国立公園を散策中に、岩場で出会ったRock Wallaby(ロックワラビー)2匹を発見しました。 日差しの強い日中、暑さを避ける為岩の陰で仲良く過ごしてました。
ロックワラビーはワラビーよりも二回りくらい小さく、一見リスと間違えるくらいの大きさです。静かに佇む姿に癒されました。
壁画
カカドゥ国立公園の岩にハッキリクッキリ残る壁画です。ここに人類の歴史が刻まれ、今も私たちと共に生き続けているんですね。